米映画「ビューティフル・マインド」(朝日)

インターネットを通じ映画や音楽などのソフトウエアをやりとりするファイル交換ソフトWinnyウィニー)」を開発し、違法コピーを可能にしたとして、京都府警は10日、東大大学院助手金子勇容疑者(33)=東京都文京区根津=を著作権法違反(公衆送信可能化権の侵害)の幇助(ほうじょ)容疑で逮捕した。プログラムの開発者を著作権法違反幇助容疑に問うのは全国初。

 府警ハイテク犯罪対策室などの調べでは、金子容疑者は02年5月からWinnyをホームページで無料配布し、群馬県高崎市の風俗店従業員(41)=同法違反罪で公判中=らが昨年9月、このソフトを使って米映画「ビューティフル・マインド」などの映画やゲームソフトを送信できるようにし、著作権を侵害するのを手助けした疑いが持たれている。

http://www.asahi.com/national/update/0510/004.html

共有ソフト「Winny」開発の東大助手を逮捕

 発信源などの特定が困難なファイル共有ソフトWinny」を開発し、インターネットを通じて映画やゲームソフトを違法コピーするのを容易にしたとして、京都府警ハイテク犯罪対策室は10日、東京都在住の30歳代の東京大助手を著作権法違反(ほう助)の疑いで逮捕した

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040510it02.htm

国際的な空気嫁や>京都の田舎モン

Judge: File-swapping tools are legal

The judge's surprise ruling marked the first validation of an argument that file-swapping supporters have been making since Napster's first controversial arrival. Peer-to-peer file-trading is a technology that can be used for activities well beyond copyright infringement, and the technology should not be blocked altogether to stop solely its illegal uses, these backers have said.

In making that argument, the judge looked back to the landmark 1984 Supreme Court ruling that upheld the legality of Sony's Betamax videocassette recorder (VCR). That decision helped establish the doctrine of "substantial noninfringing use," which protects technology providers that distribute products--like the VCR or photocopier--that can be used for both legal and illegal purposes.

http://zdnet.com.com/2100-1105-998363.html

File-swapping tools は適法とするのがネット社会の常識。

   「日本はまた世界に取り残されるのか!」

京都のバカどもの罪は重い。

Winny開発者、逮捕へ

 P2Pソフトの開発者が権利者側から民事訴訟を起こされた例はあるが、「著作権法違反をほう助した」などとして刑事事件の対象になるのは世界的にも極めて異例。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0405/10/news008.html

Winny開発者逮捕

インターネットを通じて人気映画やゲームソフトなどを簡単に入手できるファイル共有ソフトWinny」を開発、利用者が違法に複製するのを可能にしたとして、京都府警ハイテク犯罪対策室は10日、著作権法違反のほう助容疑で、東京都内に住む30代の東京大助手の男を逮捕する方針を固めた。同日、任意同行を求め、容疑が固まれば逮捕、自宅などを捜索する。
 ファイル共有ソフトの開発者が著作権法違反のほう助容疑で逮捕されるのは初めて。
 助手は開発前、摘発されにくい共有ソフトをつくるとネットの掲示板に書き込みをしており、府警はソフトが違法な複製に利用されるとの認識があったとみて、ほう助容疑にあたると判断したもようだ。
 Winnyはネット上で無料公開されており、利用者が匿名でファイルをやりとりできる上、ファイルは暗号化されていて通信内容の把握も難しく、著作権保護団体などが「ソフト違法コピーの温床」と指摘していた。

http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SBS&PG=STORY&NGID=main&NWID=2004051001000219

京都新聞(確定)

http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2004051000023&genre=C1&area=K00

見出し1=Winny開発者を逮捕へ
見出し2=京都府警、30代東大助手 国内初

 人気映画やヒット曲などのデータを交換するパソコンのファイル共有ソフトWinny」(ウィニー)を開発することで、映画や音楽の違法コピーを容易にしたとして、京都府警ハイテク犯罪対策室と五条署は10日朝にも、著作権法違反ほう助の疑いで、東京都在住の30代の東京大助手に任意同行を求め、逮捕する方針を固めた。

 ウィニーは、インターネット上で無料で公開されているプログラムソフト。ソフト開発者を著作権法違反の「ほう助」に問うのは国内初。海外でも共有ソフト開発者の刑事事件での立件はほとんど例がない。

 包丁は野菜を刻むこともできるし、人を傷つけることもできる。罪に問われるのは、人を殺傷した実行行為者だけだ。拳銃は、人を殺傷する以外に目的を持たず、日本では所持も製造も禁止されている。京都府警が今回、ウィニーという通信ソフトの開発者を著作権法違反の「ほう助」で立件に踏み切るのは、同ソフトをネット社会における「拳銃」の開発に等しい、と判断したといえるだろう。

(銃刀法違反はともかくとして)拳銃を密造したら「殺人幇助」か?