田中前外相の長女側「文春が販売継続」と制裁金申し立て

http://www.asahi.com/national/update/0319/008.html

週刊文春」(25日号)が田中真紀子前外相の長女の私生活を記事に掲載し、出版禁止の仮処分命令を受けたにもかかわらず、出版元の文芸春秋が販売を続けているとして、長女側は18日までに、同社に1日当たり3383万円の制裁金を求める「間接強制」を東京地裁に申し立てた。

 仮処分命令の内容は、「記事を切除または抹消しなければ、販売や無償配布、第三者への引き渡しをしてはならない」というもので、回収については触れていない。

ここまでで思いっきり矛盾している。
請求の趣旨(厳密には「申立ての趣旨」)がずれてた(回収まで求めなかった)のであって、債権者(田中側)の手落ちだろう。
回収せよとの命令もないのに、どうして回収義務が生じるのだ?

制裁金の1日当たりの額は、定価320円で74万部販売した時に得られる2億3680万円を7日間で日割りして算出した。

違うだろ・・・

せいぜい、回収されなかったことによる精神的損害金の日割りくらい。
政治家の娘(孫娘)であることをも考慮すると、そんなのせいぜい数十万円だろう(これとて、記事内容が違法であるとの前提で)。