ITマネジメントの常識を疑え! 角田好志

http://bpstore.nikkeibp.co.jp/item/main/148222206050.html


連載中に読んでた人も多いと思いますが、読者の声とか著者の再反論まで載ってる。たとえば

JavaWebサービスは夢で終わる

何年か前に、野口悠紀雄著「超整理法」という本が大ヒット・・・ポイントは、時間軸だけを基準にさまざまな分野の書類を一つのキャビネットに整理することだった。
分野ごとにキャビネットを作ると、自分自身ですら探すことができなくなるからだ。

XMLデータやJava部品についても同様のことが言える。他人(同一社内であっても)とシェアしながら、しかもビジネス系システムで利用することなどできるわけがないのだ。
(同書p52)

これに対する「読者からのコメント」。まー袋叩きのような感もありとてもおもしろい。

で、読者コメントをよく読むと中には・・・

なんか必死に反論していらっしゃる方が多いようですが、件の話しは大筋正しいと思います。
また反論されている方々の根本的な間違いは「システムはプログラム技術のみで成立している」と考えていることでしょう。
コードの再利用は確かに永遠のテーマですが、それが系結されない永遠のテーマである原因は、問題を単に技術の話にしてしまっているということです。
システムは人間が作るものなのですから。
(p64)

というまっとうな意見が出たと思ったら署名が

おごちゃん、40歳、システムエンジニア

うーん。イハラ探偵本並の「隠れキャラ」だなぁ(笑